電子ノートのデメリットは場面で変わる 会議と勉強と外出先で困ること

e-note 文房具・オフィス用品
本コンテンツは当サイトが調査した基準に基づき記事にしています。販売サイトやメーカーより手数料を頂いており記事はPRが含まれます。

電子ノートが気になっているけれど、買ってから使わなくなるのは避けたい。

そう迷うときに知りたいのは、紙のノートにはない不便さがどこに出るかですよね。

電子ノートのデメリットは、使う場面によって気になるものと気にならないものに分かれます。

会議、勉強、外出先、長く使ったあと、の4つの場面ごとに、困ることと減らし方を順に紹介します。

電子ノートのデメリットは書き心地と表示と電池に集まる

電子ノート

比較記事で共通して挙がるデメリットは、紙と同じ書き心地ではないこと、表示が遅くて色が弱いこと、電池が切れると使えないことの3つです。

電子ノートは、紙に近い見た目の電子ペーパーに、ペンで手書きできるようにした端末です。

画面が光らないので目が疲れにくく、何冊分ものノートを1台に入れておけます。

その分、タブレットや紙のノートと比べると苦手なことがはっきりあります。

デメリット どんなときに困るか 気になりやすい人
紙と書き心地が違う 細かい字を書くとき 手書きの量が多い人
表示の切り替えが遅い ページを何枚もめくるとき 資料を行き来する人
色が弱いかモノクロ 色分けして書くとき マーカーで覚える人
電池が切れると開けない 出先で充電を忘れたとき 持ち歩きが多い人
できることが少ない 写真や共有が必要なとき 仕事でメモを送る人

表のうち、どれが自分の使い方に当たるかを先に見ておくと、買ってからのずれが減ります。

会議や打ち合わせで困るのはメモの共有と写真

仕事のメモに使うなら、手書きしたメモをその場で相手に送れるかどうかを最初に確かめておきましょう。

電子ノートはメモを書くことに絞った端末なので、共有や写真の機能が付いていない機種もあります。

手書きのままでは相手にすぐ送れない機種がある

打ち合わせのあとに、決まったことを上司やチームに送りたい場面はよくありますよね。

タブレットならメモアプリからそのまま送れますが、電子ノートは機種によってはパソコンに取り込んでから送ることになります。

メールやクラウドに書き出せるか、書き出したときの形式がPDFか画像かも見ておくと安心です。

手書きの文字をテキストに変えられる機種もありますが、崩した字だと読み取りを間違えることがあります。

送る前に1度読み返して直す時間は見ておきましょう。

ホワイトボードを撮ってメモに貼れない

電子ノートにはカメラが付いていない機種が多いです。

ホワイトボードや配られた資料を撮ってメモに貼る使い方は、スマホと組み合わせないとできません。

会議で写真を多く使う人は、スマホで撮った写真とメモを後でパソコン上でまとめる流れを考えておくと困りません。

授業や勉強で困るのは色分けと細かい書き込み

カラー表示の電子ノート

色ペンで覚えるタイプの人は、カラー表示の機種でも紙ほどはっきり色が出ない点を知ったうえで選ぶのがおすすめです。

勉強のノートは、書く量も色の数も仕事のメモより多くなります。

ここは電子ノートの弱いところが出やすい場面です。

カラーは出ても液晶ほど鮮やかではない

電子ペーパーはモノクロの機種が多く、カラー対応の機種でも液晶の画面ほど鮮やかには見えません。

赤と青とオレンジを使い分けて覚えている人は、色の見分けがつきにくいと感じることがあります。

色を多く使いたいなら、店頭でカラーのページを表示して見え方を確かめておきましょう。

数式や小さい字は紙より書きにくいことがある

紙に近い書き心地をうたう機種でも、紙そのものと同じにはなりません。

画面の上でペン先が滑りやすく、分数や小さい添字を書くと字が読みにくくなるという声があります。

数学や理科のノートに使う人は、小さい字を何行か書いてみて、自分で読み返せるかを試すと安心です。

外出先や夜に困るのは暗い場所と充電切れ

持ち歩いて使うなら、画面を照らすライトが付いているかと、1回の充電で何日もつかを確かめておきましょう。

紙のノートは電池がいらず、どこでも開けばすぐ書けます。

電子ノートはここで紙に負ける場面があります。

ライトが無い機種は暗い部屋で読みにくい

電子ペーパーは自分で光らないので、ライトが無い機種は暗い場所では画面が見えにくくなります。

夜の移動中や、照明を落とした部屋で使う予定がある人は気をつけたいところです。

ライト付きの機種を選ぶか、デスクライトの下で使う前提にしておくと困りません。

反対に、明るい屋外や窓ぎわでは、光の反射が少なく液晶より画面が見やすいという声が多いです。

屋外で使うことが多い人には、ここはむしろ紙に近い良さになります。

充電が切れると過去のメモも開けない

電池が切れると、書くことだけでなく、前に書いたメモを見返すこともできなくなります。

比較記事では、充電式で最大10日ほどもつ機種が紹介されています。

充電は毎週決まった曜日にする、と決めておくと、出先で開けないということがほぼなくなります。

大事な打ち合わせや試験の日に、電子ノートだけを持っていくのは避けたほうがいいです。充電切れや不具合に備えて、紙のメモ帳を1冊かばんに入れておくと安心です。

長く使うほど効くのはデータの引っ越しと値段の重さ

電子メモパッド

何年も使うつもりなら、書いたメモを別の端末やパソコンに移せるかを買う前に確かめておくのが大事です。

電子ノートは、機種ごとにメモの保存の仕方が違います。

端末を買い替えたときに、前のメモをそのまま引き継げない機種もあると比較記事で指摘されています。

PDFで書き出せる機種なら、どの端末に変えてもメモを開けます。

メモが何百ページもたまってから移そうとすると、書き出しに時間がかかります。

月に1回ほど、パソコンやクラウドに書き出しておくと、端末が壊れたときにもメモが残ります。

値段の面では、書き味やペンにこだわった機種ほど高くなります。

同じくらいの値段でタブレットが買えることもあるので、メモ以外の使い道も比べてから決めても遅くはありません。

メモを書いてすぐ消すだけの電子メモパッドは、保存や書き出しの機能がほとんどありません。メモを残して見返したいなら、保存できる電子ノートを選びましょう。

買う前に店頭で試しておきたい4つのこと

店頭で実機にふれる機会があれば、次の4つを順に試すと、買ってからの不満をかなり減らせます。

  1. ペンで小さい字を5行ほど書き、読み返せるか確かめる
  2. ページを10枚ほど続けてめくり、切り替えの速さを見る
  3. カラーのページがあれば、色の見分けがつくか確かめる
  4. 書いたメモをPDFで書き出せるか店員さんに聞く

とくに1と2は、紙やタブレットと比べて差が出やすいところです。

ここで気になる点が無ければ、ほかのデメリットは使い方で減らせることがほとんどです。

デメリットが気にならないのは読むことと書くことだけに使う人

電子ノートは、読むことと手で書くことに使い道を絞れる人ほど、デメリットを感じにくい道具です。

動画を見たり、アプリをたくさん使ったりしたい人には、タブレットのほうが向いています。

反対に、何冊ものノートを1台にまとめたい人や、PDFの資料に直接書き込みたい人には合っています。

紙のノートとどちらか1つに決める必要もありません。

すぐ書きたいメモは紙、あとで見返すノートは電子ノート、と分けて使う人も多いです。

自分がノートを使う場面を2つか3つ思い浮かべて、この記事の表と照らし合わせてみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)
タイトルとURLをコピーしました