【2026年9月】初心者の万年筆のおすすめ4選 1,000円以下も

mannenhitsu-shoshinsha-osusume 万年筆
本コンテンツは当サイトが調査した基準に基づき記事にしています。販売サイトやメーカーより手数料を頂いており記事はPRが含まれます。

万年筆を初めて買うなら、1本目は1,000円前後のスチールペン先の国産か、3,000円台の定番から選ぶのが近道です。万年筆とは、ペン先の細い割れ目からインクが毛細管現象で流れ出て書ける筆記具で、ボールペンと違って筆圧をかけずに書け、インクを詰め替えて何年も使えます。ここでは、ペン先の太さやカートリッジなどの用語を先に決めてから、500円台から3,000円台までの4本を並べました。自分で使っているのは3本で、残りは口コミと文具店の声で書いています。価格は2026年9月19日時点のAmazonの表示です。

この記事で比べる初心者向け万年筆4本

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 パイロット カクノ 中字 PILOT カクノ 中字 グレー FKA1SRGYM 持ち方が分かる三角の首軸。約764円 Amazon楽天
2位 プラチナ プレピー 中字 プラチナ万年筆 プレピー ブルーブラック 中字 PSQ-300#3 500円台で1年乾かない。約539円 Amazon楽天Yahoo!
3位 ラミー サファリ F LAMY サファリ 万年筆 イエロー F 細字 ドイツの定番。替えの部品が豊富。約3,320円 Amazon
4位 パイロット コクーン 中字 PILOT 万年筆 コクーン 中字 ブラック FCO3SRBM 3,000円台で金属軸。仕事にも。約3,155円 Amazon楽天Yahoo!

先に用語。ペン先の太さ、カートリッジ、コンバーター

万年筆の売り場で出てくる言葉を、先に決めておきます。「ペン先の太さ」はEF(極細)、F(細字)、M(中字)の順に太くなり、日本の万年筆は同じFでも海外製より細く、「カートリッジ」は使い切りのインクの筒、「コンバーター」はボトルのインクを吸い上げて何度も使える部品、「首軸」はペン先のすぐ後ろの指で持つ部分で、初心者は国産なら中字(M)、海外製なら細字(F)を選ぶと日本語の細かい字が書きやすいです。ペン先は「スチール」と「金(14K、18K)」があり、1万円以下の万年筆はほぼスチールで、書き味は硬めですが丈夫で初心者には向きます。

用語 意味 初心者の選び方
EF・F・M ペン先の太さ。極細、細字、中字 国産は中字、海外製は細字
カートリッジ 差し込むだけの使い切りインク 最初はこれ。メーカーごとに形が違う
コンバーター ボトルインクを吸う繰り返し使える部品 色を選びたくなったら買い足す
スチールペン先 鉄のペン先。硬めで丈夫 1本目はこれで十分
金ペン 14Kや18Kのペン先。柔らかい 2本目以降の1万円超の万年筆
ドライアップ しばらく使わずインクが乾いて出なくなること キャップの気密が高い機種を選ぶ

初心者向け万年筆のおすすめ4本

1位 パイロット カクノ 中字

PILOT カクノ 中字 グレー FKA1SRGYM パイロット

買ってよかった一言:三角の首軸のおかげで、持ち方を考えずに正しい角度で書けた。

パイロットが子ども向けに作った万年筆で、大人の1本目としても一番選ばれています。ペン先はスチールの中字、首軸が三角で指の置き場が決まり、ペン先に笑った顔の刻印があって向きが分かり、キャップは嵌合式で、カートリッジ1本が付き、価格は約764円です。パイロットのコンバーター(CON-40)を買えばボトルインクも使えます。

私は万年筆を始めるときにこの1本から入りました。買ってよかったのは、三角の首軸に指を置くだけでペン先の向きが決まり、ボールペンの癖で力を入れても書けたことと、カートリッジを差すだけでインクが出るまでが早かったことです。中字は日本語のノートにちょうどよい太さです。

気になった点は、軸がプラスチックで軽く、人前で使うには子ども向けの見た目なこと、クリップが無いので胸ポケットに差せないこと、キャップの気密は高くなく、1週間放置すると最初の1画がかすれることです。1本目で書き味を知りたい人、子どもと一緒に始める人には合います。楽天は約928円で、Amazonが一番安く買えます。Yahoo!ショッピングでは今回の条件で同じ商品が見つかりませんでした。

2位 プラチナ プレピー 中字

プラチナ万年筆 万年筆 プレピー ブルーブラック 中字 PSQ-300#3

口コミで多い一言:1か月放っておいても、キャップを開けてすぐ書けた。

プラチナ万年筆の一番安い万年筆で、コンビニでも売られています。ペン先はスチールの中字(0.5mm)、キャップの内側にインクの乾きを防ぐ「スリップシール機構」があり、キャップを閉めて1年たっても書き出せるとメーカーが示し、ブルーブラックのカートリッジが1本付き、価格は約539円です。軸は透明でインクの残りが見えます。

使った人の声で多いのは、しばらく使わなくてもかすれずに書き出せるので、たまに使う人でも無駄にならないことと、500円台なので色違いを何本もそろえて色ごとに使い分けられることです。プラチナのカートリッジは色が豊富で、コンバーターも使えます。

気になる点として挙がるのは、軸が薄いプラスチックで落とすと割れることがあること、キャップのクリップが弱いこと、ペン先が硬く書き味は素っ気ないことです。まず万年筆に触ってみたい人、使う頻度が低い人には合います。楽天は約438円、Yahoo!ショッピングは約576円で、楽天が一番安く買えます。

3位 ラミー サファリ F

LAMY ラミー safari サファリ 万年筆 イエロー F 細字

買ってよかった一言:ペン先を差し替えられるので、太さを変えても1本で済んだ。

ドイツのラミーが1980年から作っている万年筆で、世界で一番売れている入門機です。ペン先はスチールの細字(F)、軸はABS樹脂で首軸に指の形のくぼみがあり、大きなワイヤーのクリップ、キャップは嵌合式、カートリッジ1本が付き、ペン先は引き抜いて別の太さに交換でき、価格は約3,320円です。海外製のFは国産の中字に近い太さです。

私は3本目にこの黄色を買いました。買ってよかったのは、ペン先だけ別売りで買って差し替えられるので、細字から中字に変えても本体を買い直さずに済んだことと、軸が太めで長時間書いても手が疲れないことです。色が10色以上あり、限定色が毎年出るので集める楽しみもあります。

気になった点は、首軸のくぼみが持ち方を決めてしまうので、変わった持ち方の人には合わないこと、カートリッジがラミー専用の形で他社のものが使えないこと、並行輸入品が多く出回っていて保証が付かない場合があることです。長く使える1本が欲しい人、太さを試したい人には合います。楽天市場とYahoo!ショッピングでは今回の条件で同じ商品が見つかりませんでした。

LAMY(ラミー)safari イエロー 万年筆 サイズ F 細字

ドイツの定番。替えの部品が豊富。約3,320円

4位 パイロット コクーン 中字

PILOT 万年筆 コクーン 中字 ブラック FCO3SRBM パイロット

買ってよかった一言:金属の軸で重さがあり、力を入れなくても線が安定した。

パイロットの3,000円台の万年筆で、仕事の場でも使える見た目です。ペン先はスチールの中字、軸は真ちゅうに塗装した金属で重さ24g、長さ138mm、キャップは嵌合式で、カートリッジ1本が付き、コンバーター(CON-40)も使え、価格は約3,155円です。繭(コクーン)の名のとおり丸みのある形で、ペンケースに入れても目立ちません。

私は仕事用にこの黒を使っています。買ってよかったのは、金属の軸の重さで筆圧をかけなくてもペン先が紙に乗り、線が太さそろって書けることと、黒の金属軸なので会議で出しても気にならないことです。パイロットのスチールペン先は同じ価格帯の中でも滑らかです。

気になった点は、24gはプラスチック軸の2倍以上あり、長文を書くと手が疲れる人がいること、塗装が硬いものに当たると剥げること、首軸が細めで太い軸が好きな人には合わないことです。仕事で使える1本目が欲しい人、重い万年筆が好きな人には合います。楽天もYahoo!ショッピングも約3,080円で、この2店が一番安く買えます。

4本の比較表

商品 ペン先 重さ インク 向く人 価格
カクノ スチール 中字 樹脂 約11g カートリッジ/CON-40 1本目、子ども 約764円
プレピー スチール 中字 樹脂 約13g カートリッジ/コンバーター たまに使う人 約539円
サファリ スチール 細字 ABS樹脂 約17g ラミー専用カートリッジ/コンバーター 長く使う人 約3,320円
コクーン スチール 中字 金属 約24g カートリッジ/CON-40 仕事で使う人 約3,155円

まず万年筆に触ってみたいなら1,000円以下のカクノかプレピー、最初から長く使う1本が欲しいなら3,000円台のサファリかコクーンで、軽い軸が好きならサファリ、重い軸で線を安定させたいならコクーンを選び、太さは国産なら中字、海外製なら細字から始めるのが間違いのない順番です。4本ともスチールのペン先なので、力を入れすぎても壊れにくく、初心者が練習に使うのに向きます。

よくある疑問

疑問 答え
インクがかすれる ペン先の向きが上を向いているか確かめる。新品はカートリッジを差して数分待つ
紙は何を使う? コピー用紙はにじみやすい。ノートは万年筆対応と書かれたものか、少し厚めの紙
他社のカートリッジは使える? メーカーごとに形が違うので使えない。同じメーカーのものを買う
洗い方は? カートリッジを外し、ペン先をぬるま湯につけてインクが出なくなるまで置く。月に1回が目安
左利きでも使える? 使える。ペン先が硬いスチールの方が押して書いても引っかかりにくい
飛行機に持ち込める? 持ち込める。気圧でインクが漏れることがあるので、満タンかキャップを上にして持つ

初心者の万年筆は、ペン先の太さとインクの入れ方の用語が分かれば、1,000円以下でも3,000円台でも間違えずに選べます。1本目は約764円のカクノか約539円のプレピーで書き味を知り、続けられそうなら約3,320円のサファリか約3,155円のコクーンに進むのが、無駄なく万年筆に慣れる道です。まず、カートリッジを差して数分待ち、力を抜いて紙の上を滑らせるところから始めてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)
タイトルとURLをコピーしました