雪山ピッケルのおすすめ5選!【2026年6月】

スポーツ&アウトドア

初めての厳冬期は借り物のピッケルで、下りのたびに冷や汗をかきました。 自分の一本を選び直した経験から、雪山向けの5本を紹介します!

この記事で紹介する雪山ピッケル5選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 PETZL グレイシャー PETZL Glacier Ice Axe 75cm 軽くて腕が疲れない Amazon楽天
2位 グリベル モンテビアンコ グリベル(Grivel) ピッケル モンテビアンコ 65cm GVPI02265 下りで体を預けられる Amazon楽天
3位 BD レイブンプロ Black Diamond レイブンプロ BD31042 55cm 残雪期の相棒になる軽さ Amazon楽天
4位 グリベル エアーテックEVO グリベル(Grivel) ピッケル エアーテックEVO 58 GVPIATE 硬い斜面で本領を出す Amazon楽天
5位 グリベル ネパールSA GRIVEL ネパール SA レッドアイスアックス EVO 58cm 付属品そろって即戦力 Amazon楽天

借り物の一本で痛感した雪山の現実

2年前の冬、先輩に借りた重いピッケルで八ヶ岳の入門ルートに行きました。 登りは何とかなったものの、下りでは長さが合わず、スパイクが雪に届くたびに体勢を立て直す始末でした。

帰ってから山道具店で測ってもらうと、借りた一本は私の体格より10cm以上短かったことが判明しました。 雪山のピッケルは性能の前に、自分の体に合っているかどうかで安全度が大きく変わります。 この記事のランキングは、その失敗のあとに店頭で握り比べた経験がベースです。

佐山さん
佐山さん

借り物で済ませたくなる気持ち、分かります。でも長さが合わない道具って、無いより危ない場面があるんですよね。

雪山で頼れるピッケルのおすすめ5選

第1位 PETZL Glacier Ice Axe 75cm

PETZL Glacier Ice Axe 75cm

初めて持った時、軽すぎて値札を二度見しました。 75cmは背の高い人向けの長さで、テント場までの長い登りでも腕の疲れが借り物の重い一本とはまるで別物でした。

軽いのにピックはステンレス製で、硬く締まった雪面にも素直に刺さります。 ヘッドのつかむ部分が樹脂で覆われていて、素手で触れた時の冷たさが和らぐのも地味にありがたい点です。 急斜面向けの鋭さは控えめなので、傾斜のきついルート狙いなら4位を選んでください。

第2位 グリベル(Grivel) ピッケル モンテビアンコ 65cm

グリベル(Grivel) ピッケル モンテビアンコ 65cm

山小屋で隣になったベテランさんが、年季の入ったモンテビアンコを現役で使っていました。 「壊れる気がしない」という一言に、店頭で握った時の剛性感を思い出して納得しました。

まっすぐなシャフトは下りで杖として体を預けやすく、65cmという長めの設定が雪の下りで効いてきます。 重さは数字なりにあるので、スピード重視の山行や長い樹林帯のアプローチには向きません。 ゆったり歩く雪山縦走でこそ生きる一本です。

第3位 Black Diamond レイブンプロ BD31042 55cm

Black Diamond レイブンプロ BD31042 55cm

ピックとブレードが小ぶりに作られていて、振った時の取り回しが軽快です。 小柄な人や腕力に自信がない人が扱っても、ヘッドの重さに振り回されない感覚がありました。

カラビナホールが大きく、厚いグローブのままリーシュを掛け替えられたのは実際の山で助かった点です。 残雪期にザックへ付けっぱなしでも気にならない軽さも美点です。 ゆるくカーブしたシャフトなので、ストレート一筋の人は店頭で振ってから決めるのが無難です。

三輪さん
三輪さん

軽い順に選びたくなりますが、下りの杖としては少し重いほうが安定する場面もあって、ここが悩みどころなんです。

第4位 グリベル(Grivel) ピッケル エアーテックEVO 58

グリベル(Grivel) ピッケル エアーテックEVO 58

風で磨かれたカチカチの斜面で、ピックが一発で決まる感覚はこの一本が頭ひとつ抜けていました。 硬い雪へ振った時の食い込みの深さは、入門モデルとはっきり差が出ます。 決まった瞬間、思わず山で叫びました。マジで頼れるぞ!!

そのぶん値段は今回の5本でいちばん上です。 年に1回の雪山なら持て余すと思うので、毎シーズン通う人や、傾斜のあるルートへ進みたい人の選択肢として考えてください。

第5位 GRIVEL ネパール SA レッドアイスアックス EVO 58cm

GRIVEL ネパール SA レッドアイスアックス EVO 58cm

講習会の貸出機材で何度も見かける、定番中の定番です。 リーシュとヘッドカバーが付属して2万円を切る構成は、装備をゼロからそろえる人にはありがたい内容です。

緩いカーブのシャフトは滑落停止の姿勢でピックが深く入り、講習で借りた直線モデルより止まる動きが決めやすいと感じました。 正直、5位にした理由は人気ゆえに品切れが多い点くらいで、買えるタイミングなら順位はもっと上でもおかしくありません。

5本を握り比べて分かった見るべき場所

店頭で全部握って、雪山で借りたり使ったりした印象を星にしました。 カタログの数字より、こういう感触の差のほうが当日の安心につながります。

商品名 下りで杖にした時の頼れ度 硬い雪への刺さり ザックに付けた時の軽さ
PETZL グレイシャー 75cm ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★★★
モンテビアンコ 65cm ★★★★★ ★★★☆☆ ★★☆☆☆
レイブンプロ 55cm ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
エアーテックEVO 58cm ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★☆☆
ネパールSA 58cm ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆
長さの目安
ヘッドを握って腕を下げ、スパイクがくるぶし付近に来る長さが基本です。迷ったら長いほうではなく、行きたい山の傾斜で決めてください。

どの山行でどの一本が生きるのか

同じ雪山でも、時期とルートで求められる性格が変わります。 私と山仲間の使い分けはこんなイメージです。

  • 残雪期の日帰りハイクなら、軽さで選んでグレイシャーかレイブンプロ
  • 厳冬期の入門ルートなら、止めやすさ重視でネパールSAかモンテビアンコ
  • 傾斜のあるルートへ進むつもりなら、最初からエアーテックEVO

悩んだら「いちばん行く頻度が高い山」に合わせるのが私の答えです。 年に数回の特別な山のために普段の使い勝手を犠牲にすると、結局持ち出さなくなります。

ピッケルに足しておきたい小物たち

本体だけ買って帰ると、当日の朝にあわてます。 最低限この2つは同じタイミングでそろえてください。

リーシュは落下防止の命綱で、肩掛け式だと左右の持ち替えが楽です。ヘッドとスパイクのカバーは、公共交通機関での移動やザック収納時に周囲を守るための必需品です。

店で聞いた話だと、ピッケル購入者の半数近くがリーシュを買い忘れて出直すそうです。 私もその一人だったので、人のことは言えませんが。

この記事を書いた人
りゅうのすけ
この記事の筆者。山道具店の店長と厳冬期歴10年の山仲間2人へのリサーチをもとに執筆しています。今回は実店舗で5本すべてを握り比べて、感触の差を確かめてきました。
タイトルとURLをコピーしました